院長のちょっとためになる話 院長のちょっとためになる話

2021.10.08

ストレスと肩こり

今の世の中

ストレスが全く無い人はいないと思います。
過度なストレスは体に悪影響を与えます。

 

ストレスがかかって
『胃が痛くなる』
という人もいるかもしれません。

また「肩こり」など

体の凝り感を訴える人も
かなり多いと思います。

この肩周りから背中にかけての凝りは
放っておくと健康を害することもあるんです。


肩こりから頭痛や吐き気がするという話も
聞いたことはあるかもしれないですね。




疲れやすいことで免疫力も低下して
病気などにかかりやすくなることも考えられます。


普段から体をほぐすために

肩を回したり体を動かして

凝りや張りの改善を図ってみてください。


でも、もしそれでもほぐれにくいときは
当院にご相談くださいね。

お待ちしています。

2021.10.05

深呼吸

みなさんは深呼吸ってどういうときにされますか?
緊張しているときに落ち着こうとして、運動直後など
様々な場面で深呼吸をすることはあると思います。

 

実は深呼吸ってすごく大事なんです。
私たちが普段している呼吸は意識しなくても出来ますよね。
深呼吸は同じ呼吸でも意識して行う呼吸なんです。

 

呼吸は酸素を取り込んで二酸化炭素を出すということは
みなさんご存じだとは思います。それを意識的に行うのに
どういう意味があるのか。

 

実は「深呼吸」というくらいなので普段の呼吸より
深い呼吸なんです。では深い呼吸とは何なのか。

 

呼吸をするときは肺が膨らんだり縮んだりしますが
それを行うのは呼吸に関係する筋肉の働きによるのです。
その筋肉を意識的に動かすことで深呼吸をしていますが
意識的に動かすことで、普段の呼吸がそれまでより
大きくなることがあります。つまり体に取り込む酸素の量が
増えることになります。これは免疫力の向上につながります。
また筋肉も動かされるので今までより筋肉自体の動きも
良くなります。そのため食事のときなどに万が一食べたものが
食道ではなく肺の方に行ってしまっても咳をして
吐き出す力が大きくなります。つまり誤嚥を防ぐことにもなります。

 

深呼吸をすることで、免疫力が高くなったり、誤嚥を防げるのは
すごいと思いませんか?調べれば他にもいろいろな効果がありそうな深呼吸。
みなさんも時間のあるときに、ゆっくり深呼吸をしてみてはいかがですか。

2021.09.17

夏バテについて

このところ涼しい日もありますが、今年の夏もすごく暑かったですね。
時には36℃とか体温のようなときもありました。そんなときは冷たいものが
食べたくなりますよね。火照った体を冷やすためにアイスクリームや
素麺などを食べることは悪いことではないです。

 

でも気を付けてほしいのは、冷たいものを食べ続けることです。
暑いからということで冷たいものを食べたり飲んだりしすぎると
内臓が冷えてしまい、本来の働きが出来なくなります。
そうなると内臓機能が低下して栄養吸収も悪くなります。
これが「夏バテ」の一因になりかねません。

 

食事をしても栄養吸収が悪いことで、体の怠さが取れにくくなります。
疲れることで昼間でも眠気に襲われ、そのままうたた寝などをしまうと
今度は夜の睡眠が乱れて、それこそ「夏バテ」になってしまいます。

 

そんな状況を避けるためにも、食事のときなどに温かいものを
摂ることをお勧めします。食事の前に温かいものを摂ることで
内臓を温めることも出来ますし、「これから食事をする」と
体に伝えることにもなります。そうすることで栄養吸収がスムーズになり
夏バテを回避することにつながるかもしれません。

 

栄養価の高い物を摂ることも良いですが
より効果を高めるためにも、また免疫力を高めるためにも
食事の時に温かいものを摂ることを心がけてみてください。

2020.07.06

アイシングについて

アイシング(冷却)は何故必要なのでしょうか?

アイシングの効果は


1. 炎症によって生じた患部の熱(主に皮膚表面)の温度を低下させる

2. 細胞の新陳代謝を低下させる→炎症が広がらないようにする

3. 局所の炎症の軽減→腫れないようにする

4. 疼痛を抑制する→痛みを和らげる

5. 筋肉の緊張を和らげる


等があります。

外傷(ケガ)をしてしまったときはもちろん、運動後の疲労回復としても

大事なケアになってきます。


用いる道具は氷や保冷剤です。

スポーツショップなどに売っている氷嚢を使って氷を入れるのが1番簡単かと思いますが

なければ厚めのビニール袋で構いません。

保冷剤を使う場合は凍傷の危険性があるため、直につけずに薄手のタオルやハンカチを

必ず介在させて使用するようにしてください。


時間はRICE処置同様に20分。

ケガをしたときは長く冷やせば長く効果が持続するわけではなく、

20分実施したら40~60分時間をあけて、

こまめに実施することのほうが効果的です。

疲労回復のためのアイシングは運動直後に実施すること、加えてお風呂上りに実施することもおすすめです。


アイシングはセルフケアの基本になります。

「痛めたら冷やす」

この処置で運命が変わるくらい大事な処置になりますので、覚えておいてください!

2020.05.18

RICE(ライス)処置について

RICE(ライス)処置という言葉をご存じですか?

捻った、ぶつけたなど体を痛めたときにこの処置を行うことで

痛みや腫れを軽減し、早く治るようにする処置になります。


R(rest):安静 なるべく動かさないように安静にしましょう


I(icing):冷却 氷または保冷材で20分冷やしましょう         

凍傷を予防するために         

・氷は濡れた氷を使うようにしましょう        

・保冷剤を使用する時はハンカチやタオル必ずまきましょう         

冷やしてから数分で冷たすぎて痛くなり、徐々に感覚がなくなっていきます。感覚がなくなったら外すようにしましょう。         

※湿布に冷却機能はありません。湿布ではなく氷か保冷材で!


C(compression):圧迫 テーピングや包帯を使って軽く圧迫しましょう            

締めすぎると循環不良になるので爪や指先の色をチェック


E:(elevation):挙上 痛めた部位を心臓より高い位置に挙げましょう


スポーツはもちろん、ぎっくり腰や肩を痛めたなど、どこにでも当てはまる処置です。

この処置をするしないで大きく変わってきます。

痛めて2~3日は炎症が続くため、RICE処置は継続して行いましょう!

2019.03.16

変形性膝関節症の痛みにお困りの方

歳を重ねていくと膝の痛みにお困りの方多くいらっしゃると思います。


中でも膝の関節の痛みが多いと言われています。

 膝の変形や、膝の軟骨同士がぶつかって痛いぐ等、様々なものがあると思います。

今回はそんな痛みに困ってる人にとても簡単な運動を紹介します

 ①足の着かない高めの椅子に座ります。

 ②椅子にお尻の位置まで座るようにします。

 ③膝先を、振り子のように振ります。大体50回~100回ぐらいが望ましいです。

    振り子運動のみで、膝周辺りらっくすリラックスして行ってください。

    運動中に違和感、痛みが出た場合は、一度休憩して時間をおいてから再開してください。


これらをやっていくと、膝の痛みを軽減できます。また変形性膝関節症の方のみでなく

まだ膝が痛くない方でも予防になりますので

自身で体質が変わって膝周りの筋肉が衰えてきたという方にも是非お勧めです。


いつまでも自分の足で歩ける体を目指して共に頑張りましょう!!

2019.01.29

産前ケア

妊娠中のお母さん。


身体のつらい症状をそのままにしていませんか?


背中や腰の痛み、肩こり、足のむくみ、足のつり、冷え、便秘、頭痛、イライラなどお母さんのストレスや精神状態はお腹の赤ちゃんにも影響すると言われています。

こわばった筋肉をほぐすことで心身ともにリラックスし、つらい症状もラクになり、お母さんの身体がラクになることで、お腹の赤ちゃんもリラックスすることができます。

少しずつお腹が大きくなってくると、お母さんの身体にも少しずつ負担がかかってしまいます。

症状が出てつらくなってしまう前に予測して、日頃からケアをしていくことも大切になってきます。


妊娠時期に合わせて施術していきますので、お気軽にいつでもご相談ください。

2018.08.20

冷房で冷えた時は

最近、少し暑さは和らいではいますが、出先の室内はおよそ冷房が効いています。


その中に長くいると、体が芯まで冷えてしまうこともあります 。


普段から冷えやすい人だけではなく、疲れがたまっていたり、寝不足だったり、、


ストレスを受けていたりする時はよけいに冷えを受けてしまうことがあります。


そんな時やそうなりそうな時は、食事の中で一工夫。


普段の食事に温めるものを積極的に取り入れております。


   ⑴ 味噌汁にショウガを入れる。(すりおろせればよいが、大変ならネリショウガでOK)

   ⑵白砂糖より黒砂糖を使う。

   ⑶コーヒーよりも紅茶を飲む。(シナモンを入れるとさらに良い)

   ⑷その他、胡椒、ネギ、にんにく、唐辛子、山椒、羊肉などもよい。

こらから、まだ残暑がある可能性もあるので、冷房の冷えには十分に注意して下さい。



     出典。H30/8.18「学生のための漢方講座」病因・六淫 梶谷先生


2017.09.28

歯が欠けた時

東京オリンピックも近づき、運動する方が増えています。


そこで今回は、運動時などに転倒した時や何かとぶつかった時に、歯が欠けた際の対処法をお伝えします。



歯が欠けた時は、地面に落ちて汚れても、水などで洗い流してはいけません。


歯根と歯槽骨をくっつける働きをする組織が洗い流されてしまうためです。


牛乳につけて、1時間以内に歯医者さんへ行って下さい。


歯を牛乳に浸すことで、歯根膜を保護する効果があります。


スポーツや日ごろの生活でのケガには、注意して楽しく日々を過ごしてください。

2017.06.24

超音波治療

超音波治療

先日、埼玉県の入間市にあるアシスト整骨院で伊藤超短波㈱超音波治療セミナーに参加してきました。


超音波とは・・・最も深部(骨)まで刺激が到達することができる物理療法器具です。

        温熱効果を目的とした温熱療法と温熱が加わらない非温熱療法があります。

                                     (周波数と出力の設定によって変えることができます。)


周波数の設定

 深部治療・・・1MHz(1秒間に100万回のミクロマッサージ効果)例:骨など

 浅部治療・・・3MHz(1秒間に300万回のミクロマッサージ効果)例:筋肉など

                *ミクロマッサージ効果:非常に細かい振動


出力の設定

 温熱・・・100%(連続波、連続発振)、1~1.5w

      →炎症や脹れが退いた慢性期に用いる。

      *音波痛が出た場合は、出力を下げる。

 効果

      ・腱、靭帯、筋膜、筋、関節包などに温熱効果が得られる。

      ・循環の促進、痛みの軽減などがあります。


非温熱・・・5~50%(パルス波、間欠発振)、0.5~1w

       →炎症や脹れがまだある急性期に用いる。

       *出力が高くなるにつれて温熱効果となる。

 効果

       ・骨折、骨端症(シーバー病、オスグット病など)の癒合期間の短縮や骨棘の吸収。

                                    など


導子(音波が出る先端部分)の動かし方

   超音波を筋肉や腱、関節などに使用することが多いですが、それぞれ、導子の動かし方が異なります。

 筋肉:筋の走行に対して直角に動かします。

 腱:腱の走行に対して平行に動かします。

 関節:超音波照射後、脱力した状態で自分の力でなく自分の手や人に関節を動かしてもらい関節可動域訓練を行う。



このように超音波は出力や周波数、動かし方によって異なった効果が出ます。

しかし、超音波は可動性(動かしやすさ)を出すことができるのであって、安定性が出るわけではありません。さらに、筋や靭帯、関節に可動性が出たことにより、安定性が軽減します。

そこで、可動性を出しつつ、安定性を維持させる目的で超音波と干渉波で行うことがより効果的です。



骨折や肉離れ、関節を大きく動かせないなどの方がいらっしゃいましたら、ぜひ超音波治療を体験してみてください。

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