首の痛み
首は、
頭の重さ約5kgを支えて
います。
さらに頭は、いつでも首の真下にはなく、下を向くため、後ろ側の首は緊張し、前側の首はつまります。
そんな首は痛めていて当然です。
硬くなっている筋肉をしっかりとゆるめ、きちんと頭を支えられるようにします。 加えて、
運動療法やストレッチ法で頚椎を整え、痛みが出ない長持ちする施術
を行っています。
適応疾患は、むち打ち症、頚椎捻挫、変形性頚椎症、頚椎ヘルニア、ストレートネックなどです。
肩の痛み
肩は、
片腕の重さ約2.5kgがぶら下がって
います。
両手を頭の後ろで組んだ状態が、もっとも肩に負担のないですが、いつでもそんな姿勢ではいられません。
ですから、
肩のつけ根のあたりはいつも負担が掛かっていて、いつも緊張状態
です。
また、ある年齢になると四十肩や五十肩といわれ、痛みで肩が上にあがらなくなるのです。
まずは硬くなっている
筋肉をしっかりとゆるめ、肩甲骨や鎖骨の運動療法、ストレッチ法で肩関節に柔軟性を出し、痛みが出ず、動きのよくなる施術
を行っています。
適応疾患は、四十肩・五十肩、腱板損傷、胸郭出口症候群、肩関節脱臼などです。
肘の痛み
肘は仕事や家事などで繰り返しの作業をしたり、スポーツでのボールを投げる動作やラケットで打つ動作で
瞬間的に強い力を加えたりする際、とても負担が掛かかる
箇所になっています。
まずは腕の
筋肉をしっかりとゆるめ、肘や手首の運動療法、ストレッチ法で痛みが出ない施術
を行っています。
適応疾患は、野球肘、テニス肘、肘内障などです。
手の痛み
手は、
最も多く、細かく使っている箇所
です。
それゆえに痛める機会も多く、ちょっとしたことで突き指をしたり、腱鞘炎になったりするものです。
手は、指の骨と骨の間の
小さな関節を支える筋肉をゆるめ、関節の動きを滑らかにすることで動きやすく、使いやすい手
にしていきます。
適応疾患は、突き指、バネ指、ド・ケルバン病、手関節炎、手根菅症候群などです。
腰の痛み
腰は、体の要
です。
ですから、どの体勢をとっても負担が掛かる箇所となっています。
仰向けで寝た時の腰の負担を1とすると、真っ直ぐ立つは4倍、立って前傾は6倍、座るは5.5倍、座って前傾は7.5倍の負担がかかります。
まずは腰に負担が掛かっている原因を探り、腰以外も臀部や股関節を施術しながら、
腰の負担を軽減させることに重点を置いて
います。
さらに、
骨盤を正常な状態に整えて再発防止にも努めます。
適応疾患は、腰椎ヘルニア、腰椎脊柱管狭窄症、変形性腰椎症、ぎっくり腰、筋筋膜性腰痛、椎間関節性腰痛などです。
膝の痛み
膝は、
常に体重が掛かるので、痛めやすい箇所
です。
痛みは関節を支持する靭帯を痛めたか、関節の軟骨部分を痛めたかに分けることができます。
どちらにしても筋肉で体重を支えているため、
膝周囲の筋肉を鍛えることで自然のサポーターとして膝を守ることが大切
です。
よい状態にもっていくために、
ももやふくらはぎの筋肉をしっかりとゆるめ
、股関節や膝関節の運動療法、ストレッチ法で
痛みが出ない施術
を行っています。
適応疾患は、変形性膝関節症、オスグッド病、腸脛靭帯炎、鵞足炎などです。
足の痛み
足はスポーツの行い過ぎで脛(すね)や足首、足の裏、立ち仕事の人にも
多く痛める箇所
です。特に
足首の捻挫は多くみられます。
また
デスクワークの人はむくみによる痛みをふくらはぎに起こす
こともあります。
その原因の多くは使い過ぎで支えきれなくなった筋肉、あるいは
第2の心臓として機能しなくなったふくらはぎの筋肉にあるもの
です。 まずは、使い過ぎや運動不足で硬くなった筋肉をゆるめ、足の動きのパフォーマンスを向上させ、痛みを取り除いていきます。
足首の捻挫の場合は、固定をしながらも、足首周囲の筋肉をゆるめ、痛みのない場所の関節まで固まらないよう運動療法を行います。
その後、状態を見なが
ら筋力強化やバランス訓練を行い、再発防止対策
を行います。
足関節捻挫、アキレス腱炎、シンスプリント、足底腱膜炎、外反母趾などです。
その他
・頭の痛み
頭痛は、原因がたくさんあります。片頭痛、緊張性頭痛、群発頭痛が大半を占めておりますが、体や脳の病気に伴う危険な頭痛もあります。
大半の頭痛は、首や肩の筋緊張を取り、動きを良くしていくことで改善されます。はり灸の併用も効果的です。
激しい頭痛や変化する頭痛が起きた時は、医師の診察を受けてください。
・めまい、耳鳴り
めまいや耳鳴りは、気候の変化や精神的ストレスよることが多くみられます。頭痛の治療と類似しますが、首や頭部の筋緊張を取り、動きを良くしていくことで改善されます。はり灸の併用も効果的です。
・不眠
不眠は、眠りに入りずらい方、途中で目が覚める方、眠りが浅い方、体がほてる方など様々です。主に背部の筋緊張を取ること。下半身を刺激することで頭に上った熱を下げます。
・お腹の痛み
お腹の痛みは、触ると楽になるタイプと触られるのが嫌なタイプがあります。
触ると楽になるタイプは、手でお腹の緊張を緩めてお灸をします。
触られるのが嫌なタイプは、下半身の緊張を緩めて、はりをします。