院長のちょっとためになる話

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2022.09.02

気象病

ここ数年で
「天気が悪くなると体調が悪くなる」
という話をよく耳にするようになりました。

みなさんの周りではいかかですが?


それと同時に『気象病』という言葉を耳にすることも
多くなっているのではないでしょうか。


では気象病とは何なのでしょうか。


天気や気温、気圧といった天候の変化によって
症状が出たり、悪化する疾患の総称


と言われています。


症状としては


頭痛、吐き気、食欲不振、めまい、動悸、気分のうっ滞、
喘息、腰痛、神経痛、関節痛、肩こり、リウマチ、蕁麻疹、
浮腫み、集中力の低下など

様々な訴えがあるようです。


原因として考えられているのは
体の内外の圧力の差で、体内の気圧を感じるセンサーが
過敏に反応してしまい、交感神経の働きが強くなり
体の緊張が強く出てしまう、とのことです。


ただ様々な症状が出たとしても”病気”というほどの変化が見られないことが多く
治療としても、対症療法がほとんどというのが現状のようです。


具体的には、天気予報を見て、事前に対策を取ること。
例えば、薬を飲む、ストレスを軽減する、生活習慣を改善するなど。


何にしても、現代病の一つかもしれないですし
もし気象病に関わっているとしたら
自然相手のことなので、避けることは難しそうです。
うまく付き合っていくしかないのでしょうか。


対症療法として鍼灸は
体の免疫力を向上させたり
リラックス効果もあるので
体調が今一つ良くなくて気になるという方は
一度ご相談ください。

 

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