院長のちょっとためになる話

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2021.09.17

夏バテについて

このところ涼しい日もありますが、今年の夏もすごく暑かったですね。
時には36℃とか体温のようなときもありました。そんなときは冷たいものが
食べたくなりますよね。火照った体を冷やすためにアイスクリームや
素麺などを食べることは悪いことではないです。

 

でも気を付けてほしいのは、冷たいものを食べ続けることです。
暑いからということで冷たいものを食べたり飲んだりしすぎると
内臓が冷えてしまい、本来の働きが出来なくなります。
そうなると内臓機能が低下して栄養吸収も悪くなります。
これが「夏バテ」の一因になりかねません。

 

食事をしても栄養吸収が悪いことで、体の怠さが取れにくくなります。
疲れることで昼間でも眠気に襲われ、そのままうたた寝などをしまうと
今度は夜の睡眠が乱れて、それこそ「夏バテ」になってしまいます。

 

そんな状況を避けるためにも、食事のときなどに温かいものを
摂ることをお勧めします。食事の前に温かいものを摂ることで
内臓を温めることも出来ますし、「これから食事をする」と
体に伝えることにもなります。そうすることで栄養吸収がスムーズになり
夏バテを回避することにつながるかもしれません。

 

栄養価の高い物を摂ることも良いですが
より効果を高めるためにも、また免疫力を高めるためにも
食事の時に温かいものを摂ることを心がけてみてください。

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