院長のちょっとためになる話

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2020.07.06

アイシングについて

アイシング(冷却)は何故必要なのでしょうか?

アイシングの効果は


1. 炎症によって生じた患部の熱(主に皮膚表面)の温度を低下させる

2. 細胞の新陳代謝を低下させる→炎症が広がらないようにする

3. 局所の炎症の軽減→腫れないようにする

4. 疼痛を抑制する→痛みを和らげる

5. 筋肉の緊張を和らげる


等があります。

外傷(ケガ)をしてしまったときはもちろん、運動後の疲労回復としても

大事なケアになってきます。


用いる道具は氷や保冷剤です。

スポーツショップなどに売っている氷嚢を使って氷を入れるのが1番簡単かと思いますが

なければ厚めのビニール袋で構いません。

保冷剤を使う場合は凍傷の危険性があるため、直につけずに薄手のタオルやハンカチを

必ず介在させて使用するようにしてください。


時間はRICE処置同様に20分。

ケガをしたときは長く冷やせば長く効果が持続するわけではなく、

20分実施したら40~60分時間をあけて、

こまめに実施することのほうが効果的です。

疲労回復のためのアイシングは運動直後に実施すること、加えてお風呂上りに実施することもおすすめです。


アイシングはセルフケアの基本になります。

「痛めたら冷やす」

この処置で運命が変わるくらい大事な処置になりますので、覚えておいてください!

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